
房州に秋の訪れを告げる安房国司祭「やわたんまち」が16日、館山市内を中心に始まった。神輿や山車が繰り出し、市内は祭りムード一色に染まった。勇壮な神輿の宮入りでは担ぎ手の熱気に多くの見物客が魅了された。祭りはきょう17日まで。
県民俗文化財にも指定される地域最大の祭り。館山市、南房総市の神輿11基と、同市北条地区の山車、お船5台が出祭した。
時折、小雨が降るあいにくの天気となった祭礼初日。各神社を出発した神輿は、同市八幡の鶴谷八幡宮を目指して市内を練り歩き、山車、お船は、北条海岸に集合後、合同巡行して高らかに祭ばやしを響かせた。(房日新聞2017年9月記事)